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油絵の描き方 絵の描き方

油絵の描き方(1)「 用意する道具」 - 油絵入門・制作過程紹介

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油絵の描き方の説明については結構ニーズがあるようです。そこで私の制作過程を紹介しながら、描き方の一つの方法を紹介したいと思います。絵を始めるにはまず何を用意すれば良いか迷うと思うので、一緒に必要な画材とその特徴を説明します。

最初に書いておくと、油絵を描くのに必要な道具は次のものがあればとりあえず大丈夫。

  • 絵の具
  • キャンバス
  • パレット
  • 溶き油
  • 油壺か皿

一つ一つの道具の紹介はこれからしていきます。迷うならまずは木箱セットを買ってしまいましょう。道具に迷うよりまず描くことが大切です。

油絵具のメーカーはほとんどの画材屋でホルベイン、クサカベ、マツダが大半を締めます。この3社ならどれも信頼性が高いのでこのどれかを選びましょう。ホルベインが入りやすいですが、私は無機顔料、有機顔料の表示があるためクサカベを好んで使っています。100均などの安物は発色や耐久性が劣るので使い物になりません。せっかく時間をかけて描くなら道具はケチらないでおきましょう。

画像は購入するためのサイトへのリンクになってます。どの画材を買えば良いか迷っている方も参考にしてください。必要な画材は当サイトのSHOPでも一覧表示しておきます。

「和のヴァニタス」 完成作品 SMサイズ キャンバス・油彩

こちらが今回紹介する作品の完成した状態です。
描き方については順を追って紹介していきますが、
油絵を始める時にまず迷うのはどんな画材を揃えれば良いのかだと思うので、最初に必要なものを挙げておきます。
具体的な使い方や特徴はその都度説明していきます。

画像をクリックすると商品を購入するサイトに行けます。

 

●油絵セット

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【お取寄せ】ホルベイン 油絵具 アタッシュ大長BOX 2Cセット
価格:7508円(税込、送料別) (2018/2/20時点)

 

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ゆめ画材 限定 クサカベ 油絵具一式 木箱セット
価格:11000円(税込、送料別) (2018/2/20時点)

 

とりあえずこのセットを買えばすぐに描き始める事ができます。
油絵を描くのに必要なものは絵の具、筆、パレット、溶き油、油壺か皿ですが、一式揃えるなら木箱セットが確実です。
価格はピンキリですが、そこは絵の具の質や筆の数などによって変わります。
美しい色は高い絵の具でないと出ません。
しかし、まずは安い絵の具で練習して一本使い切ってから、少しずつ高い物に買い換えていくのがおすすめです。

 

●絵の具

 

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クサカベ習作用油絵具 5S-10セット(10色)
価格:2332円(税込、送料別) (2018/2/20時点)

 

絵の具が一番迷う所だと思います。
私の場合は研究所の先生の助言があったので全部バラ売りのものを買いました。
わからない場合はとりあえずセットで買うといいと思います。
次第に自分がほしい色を探して買い足していきましょう。
私が良く使う絵の具は後で挙げておきます。

 

●筆

 

 

筆は色々な種類の毛があります。
最も一般的なのは豚毛です。
ゴッホのような力強く量感のある絵を描きたい時は豚毛が良いでしょう。
古典の繊細な絵を描くときはイタチ毛や馬毛やリセーブルなどの柔らかい毛を使いましょう。

 

●キャンバス

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張りキャンバス F10 [絵画 描画 油絵 画布 デッサン]
価格:885円(税込、送料別) (2018/2/20時点)

 

さぁ油絵を描こうと思った時にどこに描けば良いか。それはキャンバスです。名前はきっと聞いたことがあるはず。油絵用のキャンバスはその名の通りキャンバス生地と言われる布に下地処理が施されています。サイズはF,P,M,Sと言われ、Fは人物(フィギュア)、Pは風景(パノラマ)、Mは海景(たぶんマリン)、Sは正方形(スクエア)となっていますが、最初はFサイズにしましょう。理由はFサイズが一番標準的で額縁もFが一番安いのです。大きなサイズになるほど地味に額縁が安いのが嬉しかったりします。明確な理由がない限りはFで描きましょう。ちなみにお馴染みのA4用紙に近いのは3号くらいですが、最低でも10号くらいで描くのが気持ちよく描けます。

 

●溶き油(テレピン)

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ホルベインテレピン(ターペンタイン) 55ml揮発性溶き油
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ペトロール 55ml ビン入 クサカベ画用液
価格:311円(税込、送料別) (2018/2/21時点)

 

絵の具はそのままでは固くて描きにくいので、水彩絵の具を水で溶いて使うように油絵の場合は溶き油で薄めます。下書きなどで使うのがこのテレピン。またの名をぺトロールと言います。

 

●溶き油(ペインティングオイル)

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【ホルベイン】オドレスペンチングオイル 55ml
価格:362円(税込、送料別) (2018/2/21時点)

 

下書きの後はこのペインティングオイルで描き上げます。テレピンは艶がなくなってしまいますが、ペインティングオイルは油絵らしい艶が残ります。中描きはテレピンを混ぜて描きやすくしておき、仕上げ近くになったらペインティングオイルだけで描きます。

 

●パレット

 

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ホルベイン 油絵用パレット ベニヤ 二ツ折大長型
価格:1101円(税込、送料別) (2018/2/21時点)

 

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ターナー 使い捨て紙パレットSS18シート
価格:172円(税込、送料別) (2018/2/21時点)

 

絵の具はパレットに出して使います。一枚板のパレットは描いている時に邪魔になる部分がなく、それまでに作った自分の色を次の作品からも生かせます。
折りたたみのパレットは折り目の部分や金具が混色の邪魔になりますが、持ち運びには便利です。
紙パレットは作品を描いた後は捨てる事ができるので、あと片付けが面倒という人には便利です。

油絵の具は乾いたように思っても数日程度では表面が皮のようになっているだけで、皮の中身はまだまだ使えます。絵の具が高いので皮は捨てても中身はまた使います。使い捨てのパレットよりは板の方が良いでしょう。

 

●油壷、小皿

 

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陶器製 溶き皿 8.5cm
価格:110円(税込、送料別) (2018/2/21時点)

 

これは溶き油を入れておくために使います。私は油壺ではなく小皿(溶き皿)を使っています。

どちらが良いかというと好みで良いのですが、溶き油は毎日拭き取った方が良いと思うので溶き皿の方が片付けが楽です。

 

基本はこのあたりを揃えるといいと思います。
それぞれに奥が深いので、わからないことは気軽に相談してください。

さて、いよいよ次から実際に描いていきます。







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