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油絵の描き方 絵の描き方

油絵の描き方(2)「 下描き」 - 油絵入門・制作過程紹介

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これが今回のモチーフです。
油絵とは、その名の通り油絵の具を使って描いた作品です。
今でこそ油絵はキャンバスという布に描くのが普通ですが、
ルネサンス以前では主にオークやポプリの木で作った板に描いていました。
しかし、次第に持ち運びのし易さや大作が作り易いという利点のあるキャンバスが主流になります。
キャンバスの由来についてはいくつかあるようですが、
船の帆は丈夫で油彩制作に耐える素材であったために使われた事から
帆を意味するcanvasという名がついたというのが通説です。
キャンバスが普及したのはルネサンスからで、ちょうど大航海時代の時期になります。
現代の写実画家は細かい表現のためやフラットな画面を作るために板の画面を自作している人が多いですが、
私はキャンバスに描いています。キャンバスや板のような、絵の具を乗せる基礎のことを「支持体」と言います。

キャンバスに描き始める前に、最初のうちは下描きをした方が良いと思います。
下描きの事を「エスキース」と言います。
静物の場合は構図が大切なので、何通りか下描きをして構図の失敗がないように気をつけます。
下描きはどんな紙でも平気です。あまり高価な紙を買う必要はありませんが、
買うならクロッキー帳という物が安くて使いやすいのでオススメです。
下描きは主に鉛筆、木炭、コンテなどを使います。
私の場合、大作の下描きは木炭、小作品の下描きは鉛筆でやっています。
木炭は大きな面を捉え易いので大作に向いています。
鉛筆で本格的なデッサンをするためには4H~6Bまでの鉛筆を全て揃える必要があります。
油絵の下描きのためなら3Bの鉛筆一本があれば一応足りるでしょう。
鉛筆はステッドラーが人気です。
一応紹介しますがどうやらダースでしか買えないようなのでお近くの画材屋で3B一本だけ買うのが良いと思います。
消しゴムには普通の角ばったものではなく、練りゴムを使います。

では実際に描き進めていきます。

●必要な物

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マルマン クロッキー帳 白クロッキー紙 ブルー SS-02
価格:319円(税込、送料別) (2018/2/21時点)

 

 

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ホルベイン 練りゴム No.5
価格:119円(税込、送料別) (2018/2/21時点)

 

 

まずは構図を決めます。紙にキャンバスの比率になる程度の枠を書きます。
そして枠の上下の中心と左右の中心を取り、十字の補助線を引きます。
モチーフの位置を決める時は、モチーフ全体の端を押さえます。
全体の一番左端、上端など各々の端をチェックします。
ここで言えば、左端は重なっている木炭の先で上端はろうそくの先です。
モチーフをキャンバスにどう入れるかは重要なポイントになります。
位置を決めるにはそれぞれ基準点を作っていきましょう。
横の中心の点、縦の中心の点などをつけていきます。
次に木炭の長さですが、これは単独で測ろうとしても狂ってします。
まずは基準になる長さを決めます。
ここではろうそくの長さを基準にして測っていくことにしまいす。
「ろうそくの長さに対して木炭の横の長さは水平にろうそく2.5本分程度」、
「木炭が重なる接地点は右端からろうそく一本分」
といった感じに測ります。
次に軽くモチーフの輪郭を取って全体像を把握します。

全体像が把握できたら、今度は影をつけて立体感を出します。
細かい所は下描きで描く必要はないので、光があたる面と影の面、
そしてその暗さの段階を3~4段階ほど分ける程度でいいでしょう。
描き進めてみると余白が目立ってきたので、枠を小さく書き直してみました。
大まかな形を取り、全体とのバランスが合う構図が見つかれば下描きは終わりです。
ここまでは10分程度でさっと終わらせていいと思います。

次は下地作りから描き出しの説明をします。







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