ミケランジェロ 「最後の審判・部分」
バルトロマイについては聖書ではほとんど語られません。ただ、アンデレに連れられてキリストと出会った時、彼は「はえぬきのイスラエル人」と呼ばれています。内容は聖人についての様々な物語を記した「黄金伝説」によって語られます。バルトロマイはインド、ペルシャ、ゲルマニアを伝道して歩き、アルメニアで殉教しました。通常は髪の黒い、髭をたくわえた中年の人物として描かれます。
デューラー 「バルトロマイ」
バルトロマイのアトリビュートは
●ナイフ
●剥がれた皮
です。このアトリビュートも殉教のシーンに由来します。バルトロマイはアルメニアで皮を剥がされて死にました。ナイフはその時に使われたものです。